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病院船を作れ


コロナウイルスは既に第四波を迎えたのは誰の目で見ても明らかだ。

今さら専門家の意見を聞くまでもない、毎日の感染者のグラフを見れば一目瞭然だ。

今回のコロナウイルスへの対応は感染症の本質を「専門家でも全く分かっていない」のであろう。

当初から専門家が主張していた意見が、最近になってはその整合性がない。

要するに政府も専門家も「どうしたら良いのか分からない」のが現実だと思う。

昨年の早い段階で神戸大学の感染症の専門家であるI教授が「こんな対応では全くダメだ」と声高に訴えたが、いつの間にかその教授と彼の意見が「もみ消された」様だ。

この前にこのオヤジも書いたがコロナウイルスの唯一の対応策は「隔離、特効薬、ワクチン」しかないと考える。

いくら政府が国会や専門家に諮問しても「正解」は無い。

ワクチンは河野大臣が「早急に打ちたい」と言っていたが、これはダンダンと遅れて国民全体に打ち終わるには2年くらいはかかりそうだ。

特効薬はこの前に「むちゃくちゃ安い特効薬がある」と私は書いたが、政府・厚労省は何も動かない。何らかの利権が動いている為であろう。

これが日本の危機管理の実態であるのだ。

欧米先進国と言われている国々は、それなりにイザと言う時の「リスク管理」の体制が整っている。

それに比べ我が国・日本はと言うと、昔から「危機の対応がズサンで政府、国会や省庁が揃って右往左往」している。

この体質は今も昔も変わらない。

縦割り行政と各省庁の官僚の利権主義が、この貧弱な危機管理の原因であろう。

今後更に変異ウイルスが大幅に増加して第五次を迎える可能性は十分にある。

EUの感染症の専門家は「世界的にコロナウイルスを退治するには3年は必要である」と1か月前に発表している。

こういう貴重な情報を日本のメディアは全く報道しない。

そこでこのオヤジが提案する。

まだ1~2年はこのコロナウイルスと格闘しなければならない前提を作らないと、日本全体が更に混乱する。

日本には、初めクルーズ船からコロナウイルスが持ち込まれた。

これを反対に考えると、「中古のフェリー」を10隻~20隻を政府が買い取り「感染症専門の病院船」にするのが良い。

今の中古フェリー市場は下落の一方なので、おそらく1万トンクラスの中古フェリーであれば1隻=1憶円程度で買えると思う。

このクラスであれば客室は200室程持っている。

それを9億円かけて改装して感染症専門の病院船とする訳だ。

改装した病院船は医療機器を含め1隻=10億円程度かも知れない。

この改装した病院船を20隻作っても総計200億円程度である。

国防省の最新のジェット戦闘機1機=150億円の1.5機程度で感染症専門の病院船を20隻分作れる。

そこに専門医、看護師を集約して待機させてコロナ感染者に対応する。

こうすることによりスタッフは集約されて時間的にもムダが無くなる。

もちろん船であるから、どこでも港があるところへ病院ごと移動も可能だ。

最悪、岸壁を離れ沖へ出ると「患者の完全隔離」が出来る。

政府や各県の知事連中が嘆く前に「この様な病院船」を作るべきであると、このオヤジは思う。

ワクチンも来ない、特効薬は利権絡みで使えない。

こんなドタバタ劇は日本の常であるが、専門家など優秀な感染症の医師は1名でも良いのである。

もし本当の専門家がいなければ米国から来て貰う方が優秀な医師が揃うであろう。

毎回この様なことを繰り替えす政府や官僚と専門家には「汗が出ないなら、知恵でも出して実行する」事が肝要であると私は言いたい。

次の衆議院の解散と議員の数ばかり数えていては、コロナウイルスへの対応は何も進展しない。

日本国民はこれからももっと悲劇的な事態が待っている。




スエズ運河座礁の後遺症


愛媛県の今治市にある正栄汽船の大型コンテナ船が、スエズ運河で座礁した事故は何とか砂地から脱出できた様である。

この巨大なコンテナ船は22万トンもある超大型のコンテナ船で、20フィートコンテナで2万個も積載できる。

オーナーは正栄汽船だが船籍はパナマと船の場合は普通にややこしい。

スエズ運河はエジプト北東部を通る船舶交通の要衝である。

地中海→スエズ運河→紅海(サウジアラビアの西側)を通り、ヨーロッパ諸国からすると通行料が高くても大変便利な航路なのだ。

元々、エジプトが作ったのであるが、今は専門のスエズ運河庁が管理している。

今回の座礁事故で通れない待機船が数百隻も滞留したらしい。

当然であろう。通行止めの状態であったから。

このスエズ運河を通行する船舶は年間約2万隻にもなる。

1回のスエズ運河の通行料は平均4000万円/隻程度らしい。

今回の座礁事故でこのオヤジが気になったことがある。

私は以前、タンカーなどが流出油事故などを起こした時の救援隊の主要メンバーであったためである。

船舶には普通「PI保険」と言う独特の船舶保険があるのだが、今回の事故に対して保険金が出るか出ないのか。

幸い運河そのものにはそんなに大きなダメージは無いようである。

しかし通行止めになった200~300隻とも言われている他の船舶への補償が問題になる。大きな賠償責任の問題が出て来るのだ。

通常、1隻の船の維持コストは約1000万円/隻程度であるから、200隻×1000万円×6日=120億円の直接コスト。

待機貨物になると計算できない程の高額になる。
専門家は「1日=1兆5千億円」程度かと推計している。

これだけの損害賠償はタンカーが海洋に流出した時以上に天文学的な金額になる。

PI保険は一般的に「保障額の上限は1憶ドル~2億ドル(110億円~220億円)」程度であるから、どれほどの賠償額を請求されるかが気にかかる点なのである。

保険会社にすると、この度の様な運河の中で座礁する事は想定外であると思う。

PI保険の引き受け会社も自然災害とは言えず、衝突とも言えず、単純な事故とも言えず、対応が分かれる様な事案であると思う。

運河を通る場合、船は必ずパイロットに操船を任すのである。

横浜港や神戸港へ入港する大型船は「パイロット」を使う。

スエズでも使っているであろうが、船長も含め船主側の乗り組み員の人的ミスか、避けられないミスかがポイントになるだろう。

いづれにしても、今後の補償問題は注目したいと思う。

数百隻のオーナー、荷主、運行会社は世界中の会社が関係しているであろうから、補償の請求は高額、複雑になるのは容易に想像できる。

こんな場合を考えると単にPI保険だけの1憶ドル~2億ドル程度の保険金だけでは全く不足すると思う。

このスエズ運河を通行しないと日本の経済や国民の生活が成り立たない可能性が大きい。

近い内に日本の諸物価が高騰するかも知れない。
そうなるとコロナウイルス、東京五輪とこの物価高騰で日本国民は「三重苦」になるかも知れない。

ここは日本政府としても海上輸送の重大性を考えて単に1企業だけに保険加入を任せておく場合では無いと思う。

将来を見据えて日本政府は「追加の補償保険」を検討するべきではないだろうか。





コロナウイルスの特効薬と学生


3/22から関東の1都3県の緊急宣言の解除が実施された。

それに伴ってここ数日は「観光・花見」等でどこも大幅に人出が増えた。

いつまでも無制限に延長する事は経済に大きな影響があると思うが、政府もコロナが落ち着かないと逆に経済を先にと言う事は出来ないのは自明の理である。

政府は「国民の命を守る義務」があるので菅総理や西村大臣がいくら経済と言っても空回りであると思う。

もちろん国民にするといつまでも制限がかかっているとストレスも溜まって当然である。

東京のあちらこちらで「本当の立ち飲み」が流行っているようだ。

私達が会社へ入った時に初めに教えられるのが「昔ながらのカウンターのある立ち飲み」に行かされたものである。

時が移り変わって最近の立ち飲みは「公園」で、それこそ缶ビールを片手に立って飲んでいる。

確かにこれが本当の立ち飲みと言うものだ。

そこまでして立ち飲みが美味しいとは到底このオヤジには思えない。
味も何もあったものでは無いだろう。

その中心にいるのが「学生」と聞いて二度目の驚きである。

学生は学ぶ生徒ではないのか。
何回生かは知らないがニュースの映像を見ると「単なる酔っ払い」ではないか。

コロナで大学には行けないと言うのは同情はする。
またワンルームマンションで巣ごもりをしているのも同情はする。

しかしだ。

若い力をグループで「酔っ払い」のマネをするのはいかがなものか。

若いならそれなりに「勉強」する事がたくさんあると思う。

こんな「コロナ世代」が社会に出たら企業はどうなるのだろうか。

グループで溜まって大騒ぎするのは何の得にもならない。

社会人になるとコロナの何倍ものストレスがあるのが普通であるから、コロナウイルスくらいで馬鹿騒ぎは止めないとキリがない。

如何せん「人間は一人であり孤独なのだ」。

公園で大騒ぎするよりネットやLINE, SKYPE, ZOOMなどでも大騒ぎの代わりは出来る。

もちろん東京の大学生はほとんどが地方からの学生であろうから、寂しいのも理解は出来る。

その孤独に勝つには「勉強や部活」で懸命に頑張るのが一番良いと思う。

学生である時期に「頑張らない」といつ頑張るのか。

若い時、学生の時に懸命に努力した事は、後々には必ず自分に返ってくると思う。

こんなコロナウイルス如きでストレスを発散するより、他の方法でストレスを発散して将来に役立てて欲しいものである。

まだまだ欧米や南米のコロナの状況を見てみると「第四次」の波が来るのは間違いないようだ。

最近、EUの感染症の専門家はコロナウイルスが収束するまで3年程度必要であると言っている。

ウイルスと言うものは変異するのが普通であるので「どんどんと変異」して生き延びるのである。

しぶといと言う意味では「ゴキブリ」と良く似たものであろう。

その第4波を防ぐには「ワクチン」だけでは間に合わない。

日本の進歩状況を見ると全国民にワクチンを接種が終わるのは1~2年先だろう。

ワクチンだけではダメで特効薬と併用するべきではないか。

幸い、ノーベル賞受賞の北里大学・大村教授の開発した「イベルメクチン」と言う安い薬が世界中の国々(約30か国)から有効性が報告されている。

この「イベルメクチン」は非常に安く「1錠=671円」らしい。

前から有効と言われていた「レムデシビル」は「1錠=24万円」。

このレムデシビルはイベルメクチンの357倍も高いのだ。

当然、製薬メーカーは新薬で高い方が儲かるから、高いレムデシビルを売る。

安くて効く薬があれば、高い薬は売れないのは当然である。

いくら製薬メーカーが儲けと主張しても、この「緊急事態」に安い「イベルメクチン」を政府が推奨しないのは「何か問題がありそうだ」。

厚労省も今の総務省と同様「製薬メーカーと結託」をしていないと私は信じたい。

「ワクチン」とこの「イベルメクチン」の併用がコロナウイルスを抑え込む切り札になるかも知れない。

政府と厚労省は即刻ノーベル賞受賞者のイベルメクチンを承認して国民に投与するべきではないか。

凡人の研究者が作る薬を待っていても特効薬が出来るとは思えない。

立ち飲みで大騒ぎしている学生諸君はあと2~3年は我慢しないと春は来ないだろう。



マイナンバーカード・・・


この前、病気の子供に頼まれて関東ののS県S市から転入して来た時の「収入証明書」が必要となった。

そのS市のホームページを確認したら「マイナンバーカード」で全国のコンビニから取り出す事が出来るとあったのが、コンビニへ行くと「取れなかった」。

おかしいな?と思って再度S県市のホームページを見てもやはり間違いはない。

コンビニで取得可能とあった。

仕方が無いので直接にそのS市の役所に電話して確認した。

「マイナンバーカードで収入証明が取れないのですが・・・」
「そうです。マイナンバーカードでは取れません」
「しかしホームページには取れると掲載していますが?」
「はい、現在は取れません。S市のホームページから申請書をダウンロードして必要事項を記入して『小為替』300円分を郵送して下さい」
「返信用封筒と切手を貼って下さいね」
「そうですか・・・。分かりました。早速送ります」

という風なやり取りが終わって、直ぐに郵便局へ行き、

「300円の小為替をください」
「はい、400円です」
「私は300円の小為替が欲しいのですが」
「いや、手数料が100円なので合計400円です」と。

恥ずかしながら私は「今まで小為替で送金したことが無かったので手数料がたった300円の小為替で100円も取られることは知らなかった。

だいたい「小為替って何なんだ?」

調べてみると「昭和23年に成立した郵便為替法」と言うのがあるらしい。
73年前の法律である。

今のネットの社会で、こんな手間のかかる小為替と言うものが存在するとは信じられない。

それも郵便局が「たった1枚の小切手くらいの大きさの小為替を売るのに100円も取るのか?儲け過ぎではないのか」と腹立たしく思いながら購入してS市へ送付した。

マイナンバーカードをネットで調べてみるとほんの一部しか使えないのが分かった。

□住民票の写し
□印鑑登録証明書
□住民票記載事項証明書
□各種税証明書
□戸籍証明書
□戸籍の附票の写し

これは総務省が公開している取得可能な書類一覧である。

この中に「各種税証明書」とあるではないか!

よくよく見てみると「市町村によって扱いが異なります」と小さく書いてある。どっかの保険会社の「約款」の様だ。

政府がテレビ、ネット、新聞などでマイナンバーカードを強引に推し進めているが未だに取得率は15%程度である。

今回で「それはそうだ。マイナンバーカードを作っても大したメリットが無いと思うと誰も作らないのは当然」であろう。

このマイナンバーカードを作ったがために「国民の貯金など私有財産まで管理されるかも知れないと言うデメリットの方が勝っている」と思うとなお更作らない。

郵便局は73年も前の郵便為替法を盾に「高い手数料」と取るのはNHKと同じ手口ではないか。

放送法は昭和25年に成立してもので、その中に「第64条」に受信料支払い義務が書いてある。

これも71年前の法律だ。

当時テレビと言う映像機が完成してNHKが初めて放映した時は「テレビは100台」程度しかなった。

その当時は施設費が莫大であったとは推定できる。

当時、そのテレビを持てる人は「大金持ち」しか持てなかったのだ。

当然である。今の価格にするとおそらく1000万円/台以上はしただろう。

たった100台の大金持ちの視聴者から放送料を徴収するのは当然である。

しかし今は数億台もあると思うが「いつまで一般国民から取り続けるのだろうか?」

そんな70年以上も前の郵便為替法や放送法が現代のネット時代にマッチしていないのは疑いの無いところだ。

日本と言う国は刑法、民法を初め都合よく頑固と言うくらい変更はしない。

しかし例外はある。
「厚生年金法」だけは成立後「100回」くらいは国民の知らない内に変更しているが。

話をもとに戻そう。

郵便為替法とか言う法律は既に死語ではないか。

今やネットで送金は簡単に出来る。

それに追いついていないのが官庁ではないか。

役所は言うだろう。

「誰が何を頼んできたか分からないから小為替が必要なのだ」と。
こんな言い訳はもう聞き飽きた。

どうして郵便局のためにだけ儲けさせるのか?影の誰かが得をするのであろう。

先の必要な書類発行は「簡単なアプリ」で十分に対応できると思う。

今頃は、中学生か高校生に頼んだら「1か月もあれば対応アプリ」作って貰えるだろう。

その方が余程、国民のためになる。

政治家、官僚等は都合の良い時は頼まないでも勝手に「忖度」するが必要な事は無視して他人任せである。

「動かざること、山のごとし」はいい加減にして欲しいものだ。




海外の万引き対策に学べ


去年の7月から日本ではそれまで無料であったレジ袋を有料にした。

その代わり政府は個人の「マイバッグ」持参を推奨している。

しかし最近はそのマイバッグを使った「万引き」犯罪が大幅に増えて来たので大問題になっている。

ほとんどの人が持つマイバッグは既存の無料レジ袋より「一回りも二回りも大きいサイズ」である。

テレビでもマイバッグを持つ怪しい人物を警備員が店内で注視しながら店を出た瞬間に捕まえると言う特集をしている。

環境省の進める「脱炭素」社会を目指すのは良いが、今までと同じ対策では永遠に万引きは無くならないであろう。

マイバッグ採用以前の万引き率は一般に「1社平均売り上げの3%」と言われている。

しかし今は統計が出ていないが多分3~5%程度かも知れない。

年商100億円のスーパーであれば3%=3億円も盗まれている計算になる。

これだけの額を万引きされると「倒産」するケースも出て来るだろう。

中小のスーパーでも同じような事で5億円の店では3%=1500万円が消えてなくなるのである。

それに加えて警備員を数名/店で抱えると馬鹿にならない余分な経費が必要だ。

それだけの人件費を費やして、更にマイバッグで万引きれたら、
「1000円万引きで、利益率が20%とすると5000円の儲け」がそっくり消えてしまうのだ。

その5000円を取り戻すのに「25000円売り上げ」ないとトントンにならない。

私は以前からスーパーやお店がどうして本気で万引き対策を取らないのか不思議でならない。

経営者もここで真剣に対策を打たねば万引き倒産になるかも知れないと真剣に考えるべき時であろう。

環境省は単に「レジ袋を廃止」と言うだけで後は何もしない。

国が「言うだけは簡単」だ。
その被害をスーパーがもろに受けているのだ。

マイバッグを持ち込めばそれこそ、
「さぁ、皆さん、このマイバッグに一杯詰めて万引きしてくれ」
と言わんばかりである。

人間の心理として「つい、マイバッグに入れたくなる」のは当然の結末だ。

海外では日本と違う方法で「万引き」を防止して大きな成果を収めている国々が多い。

例えばベトナム(共産圏)、インドネシアなどでは万引き対策は日本よりはるかに徹底している。

いまやベトナム、インドネシアでもスーパーや大型店舗が大変多くなっている。

それらのスーパーには「マイバッグ」は一切禁止で持ち込めない。

スーパーの入り口には必ず「コインロッカー」が数百個も備えている。

買い物客は、必ず個人の持ち物を全てそのコインロッカーに入れて施錠してから入り口に向かうのである。

その入り口もゲートの様なものがあって、そこには強面の警備員が持ち物検査をしている。

要するに客は「財布」しか持ち込めないのだ。

これであれば「万引き」はあり得ないかほぼゼロである。

従って日本の様に「万引きが原因の倒産」などは発生しない。

日本が環境省を中心に「脱炭素社会と言う美辞麗句」を並べてレジ袋をそれこそ「袋叩き」にしているが、レジ袋のプラスチックの全体の割合は約1~2%らしい。

その1~2%を大きく宣伝して「レジ袋を目の敵」にしているとしか思えない。

日本全体で言えばプラスティックの主な製品は「ペットボトル」等の包装容器がはるかに多い。

約70%が包装容器類なのである。

アメリカなどは40年以上前から「コーン」で作った包装容器・ボトルが普通に生産販売されている。

コーンが原料であるから極端に言えば食べられるのであるが、食べなくても自然由来の原料であるから分解される。

日本でこの様なコーンに匹敵する包装容器やボトルが生産出来ないはずがない。

レジ袋からスタートした日本の「脱炭素」政策は「全体の1~2%を切って70%を生かす」方針に他ならない。

国を挙げて行う政策としては「何の知恵もない愚策」であろう。

所謂「トカゲのしっぽ切りであり『本末転倒』」でしかない。

政策で物事を禁止する場合「その対案を提案するのが本来の政策」である。

何もしないで禁止だけ命令して、後は民間に押し付けるのは、
「政治家を含めた国全体が全く学習能力のない」、
大昔の江戸時代と変わらない態度から来た愚策に違いない。




美しいものは遠くから・・・


世の中にはキレイな「写真や絵」が氾濫している。

私の住む神戸は旧市街地の南北の距離は海から山まで直線距離で約3km~4kmである。

東西は約20kmである。

横に長く南北に短いのであると同時に南北はほとんど坂である。

その辺は平野の大阪とは大きく異なる地形なのだ。

私は中学時代にその高台の学校に通っていた。

校舎も3階建てであったので、窓際から海が眼下に見えて、港には毎日いろんな形の船が行き交っていた。

丁度いまの春の日などは勉強もそっちのけで教室の窓から良く海を眺めていた。

将来はキレイな海に関する仕事をしたいと子供心に思ったものである。

教室から眺める神戸の街と海は素晴らしくマッチしていて大変美しい風景である。

また山側を見ると目の前に六甲山がすぐそばに見え春の木々の緑がまぶしいほどであった。

同様に日本の宝「富士山」を新幹線で眺めると、それこそ北斎が描いた富士山と波そのものであった。

また大人になってから、仕事の所用でANAで羽田空港から長崎空港へ飛んだ時、突然機長が、

「お客さま、ただいま富士山の火口の丁度真上を飛んでいます。こんなきれいな富士山は1年に1度見えるかどうかです。ぜひ窓からご覧ください!」
「おぉ~、素晴らしくキレイだ!」と歓声が上がる。
「ただ今1万フィートの高度です・・・」

確かに遠くから見る山々、海は天気が良ければ素晴らしくキレイだ。

しかしである。

私は社会人になって船舶と関連するメーカーに入ってから、改めて現実が分かった。

毎日、毎日、船の中にいると近すぎて船のアラばかりが目に付く。
機械、鉄、油、音の世界だ、まるで町工場であった。

しかしこれは何も船だけではない。

山に登ると描いていたイメージと目の前の石や岩の上を歩く事になる。

これではキレイどころではなく疲れるし汚い時も多い。

山も、海や船と同じく登れば同じくアラばかり目立つ。

年始の富士山のご来光なども遠くから見るから非常に写真映えするのである。

山、海だけではない、近くより遠くから見る方がキレイのは。

これ以上、このオヤジは言いたくはない。
もっと他にも、たくさんあるがそれは皆さんの想像にお任せする。

これは社会に出てもまったく同じである。

最近は、就活で大学生が3年くらいから勉強をそっちのけで会社訪問をしている。

私は大学の時は4年までは自分の好きな事、自分がしたい事を最大限突き詰める事が大切であると思う。

会社の採用担当や役員は「貴方は学生時代になにをしましたか?」と単純な質問を度々すると思う。

この意味は、
「単位を取るための勉強は当然である。その他に、あなた個人は4年間にどんな事に頑張って来たのか?」

そんなことを採用側は聞きたいのである。

アルバイトでも良し、スポーツでも良し、英語の勉強でも良し「何でも良いから4年間に何をしたか?」

これを採用担当は聞きたいのである。

その結果、成果はどうであったのだろうか?と推察する訳だ。

何もしなかった学生は即答が出来ない。

会社とすると4年間遊んでばかりいた学生は当然欲しくないのである。

いくら有名大学卒であっても見かけだけはキレイでも、実際に目の前の本人に汚い内面が見え隠れすると就活は失敗である。

近い所から見て「この学生は何か『魅力=キレイ』がある」となると採用担当者や役員は一気に色めき立つのである。

人生は短い様で結構長いものである。

「若い方には、一生、自分の好きな事を突き進んで欲しい」とこのオヤジは思うのである。



プロフィール

新 一生 (あたらし かずお)

管理者:新 一生 (あたらし かずお)
10数年前の現役の時、千数百回「団塊オヤジのひとりごと」と言うブログを書いて更新していました。
その時は現役だったので時間が取れず書くことを断念しました。
しかし、いま古希を過ぎて現役を引退し、日々世間を改めて見直すと、いろいろな事が見えて来る様になってきました。
今後は日々、気になったことを最近の話題を中心に徒然に書く予定です。

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